第54期第2四半期事業報告書 [2017年11月1日~2018年4月30日]

[経営環境]

当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、海外経済の不確実性や地政学リスクの高まりがあったものの、景気は緩やかな回復基調が続きました。
当社グループが関連する建設業界におきましては、公共投資の下支えに加え、堅調な企業の設備投資や首都圏を中心とした再開発事業、東京五輪関連工事などを中心に穏やかに増加するなど、底堅く推移しました。

このような状況のなか、当社グループの第2四半期連結累計期間における業績は、売上高は853億49百万円(前年同期比7.8%増)となりました。利益面につきましては、
営業利益は109億94百万円(同10.0%増)、経常利益は111億55百万円(同8.9%増)、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は67億35百万円(同4.1%増)となりました。

[セグメント別の業績]

建設関連

当社の主力事業である建設関連におきましては、中長期計画に従い首都圏や西日本エリアの空白地域を中心に拠点展開を進める一方で、トンネル関連工事向けの機械の充実を図るなど、グループとしての強みを活かせる事業領域への施策強化と事業基盤の整備に取り組みました。
また、引き続き災害復旧・復興活動に対する支援体制を維持するとともに、既存のレンタル用資産のさらなる稼働率の向上を図るため、その再配置も積極的に推進しました。

計画的に進めている中古建機販売につきましては、良好な市況環境を背景に順調に推移いたしました。

以上の結果、建設関連事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は767億82百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は103億55百万円(同11.8%増)となりました。

その他

その他の事業につきましては、鉄鋼関連、情報通信関連、福祉関連ともに堅調に推移したことから、売上高は85億67百万円(前年同期比20.5%増)、営業利益は鉄鋼関連の工事売上が減少したこともあり4億44百万円(同16.7%減)となりました。

連結セグメント別売上高および売上比率

■連結経営成績

第53期第2四半期 第54期第2四半期
売上高 79,210(15.4) 85,349(7.8)
営業利益 9,993(16.1) 10,994(10.0)
経常利益 10,242(24.2) 11,155(8.9)
親会社株主に帰属する 四半期純利益 6,468(30.2) 6,735(4.1)
1株当たり四半期純利益 183.03円 190.59円
(単位:百万円)括弧内の数字は前年同期増減率(%)

■連結セグメント別売上高

第53期第2四半期 第54期第2四半期
建設関連 72,099(12.1) 76,782(6.5)
その他 7,110(64.2) 8,567(20.5)
合計 79,210(15.4) 85,349(7.8)
(単位:百万円)括弧内の数字は前年同期増減率(%)

■通期(2018年10月期)連結業績予想

第54期通期予想
売 上 高 161,870(2.2)
営業利益 17,330(4.0)
経常利益 17,420(1.3)
親会社株主に帰属する当期純利益 10,900(1.4)
1株当たり当期純利益 308.44円
(単位:百万円)括弧内の数字は前年同期増減率(%)

 

 

 

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