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Feature

長期ビジョン「BULL55」の完遂、
そして次の成長ステージへ

当社グループは2019年(第55期)を目標年に据えた長期ビジョン「BULL55」−Build Up a Legendary Leading company plan for the 55th−を策定し、「高収益を基盤として、顧客・社員・株主に報いる、良質で強力な企業集団」へ進化することを目指しています。
この長期ビジョンには段階的な実行計画を策定して臨んでおり、2015年(第51期)から2017年(第53期)を実行期間とした中期経営計画「BULL 53」は概ね計画通りの成果を収めることができました。進行期を含めた残り
2期間は次の成長ステージに向けた、より重要なフェーズとなります。引き続き2020年開催の東京五輪関連のインフラ整備、再開発事業など、大型プロジェクトが計画されている関東甲信越地区の営業基盤の拡充を積極的に推し進め、中長期的な需要見通しを踏まえた首都圏での収益強化へ向けた体制構築を図ってまいります。また、長期的な成長エンジンとして潜在需要の高い、ASEAN諸国を中心とした海外営業基盤の構築についても戦略的に進めます。
一方で、事業環境の変化へも即応可能なリスク耐久力の向上のため、業績管理の高度化、ガバナンス体制の強化を行い、長期にわたり持続的に成長可能な経営体制の構築に努めます。

長期ビジョン「BULL55」

長期ビジョン「BULL55」の重点施策

Domestic

国内営業基盤の拡充

北海道、東北地区の売上を維持しながら、官民の需要が集中する首都圏等の大都市圏のほか、関東以西の未出店エリアを中心に拠点展開、M&Aを推進し、成長軌道を維持する。

Overseas

海外展開

上海、香港、シンガポールの既存子会社を維持拡大させつつ、さらに発展著しいASEAN諸国を中心に海外事業を展開し、当社グループの得意分野でもある地盤改良やシールド工法など特殊機械の需要が見込まれる、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピンなど、各国における事業展開を図る。

Internal

内部オペレーションの最適化

当社グループの収益の根幹は建設機械の管理と業務の効率化にあると考え、貸出単価管理の強化や業務プロセスの向上から稼働率向上、コスト削減の実現を図る。
また、本部サポート機能の拡充、関連各社とのシステム統合により業務の一層の効率化を図る。

次ページからは、当社グループを取り巻く事業環境を把握するため、今後短期間で集中的な投資が見込まれる国内外の建設需要についてレポートいたします。

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