カナモトから皆様へ

ここに2014年10月期第2四半期における株式会社カナモトグループの活動状況をご報告し、あわせて今後の方針を申し述べます。

当期の日本経済は、積極的な財政支出に支えられた公共事業投資の増加、消費税増税前の駆け込み消費増などから、回復基調が鮮明となりました。
主要顧客である建設業界においては、補正予算等の恩恵もあり、活況が続いております。人手不足に加え賃金や資機材の高騰という不安材料はありますが、被災地復興や東京オリンピック・パラリンピックヘ向けてのインフラ整備など、応えなければならない仕事は山積しています。
当社グループは、旺盛な建設需要に応えるべく、昨年度に引き続き積極的な設備投資を行い、現場のニーズに即応した大量の資機材をタイムリーに需要家へ供給いたしました。
その結果、ほぼ全ての国内営業ユニットにおいて計画値以上の増収増益を達成し、これに伴い通期の業績予想も大幅に上方修正いたしました。
建設業の装備を一手に引き受けている建機レンタル業の果たす供給責務は重大であり、今後も重要な社会インフラとしての自覚を持って業務に取り組んでまいります。

中長期的な成長エンジンとして位置づけている海外事業につきましては、引き続き中国・シンガポール事業の拡大に注力し、中国本土・香港・シンガポールでの旺盛な需要を的確に取り込み、収益拡大に努めます。

株主の皆様におかれましては、当社へ従前に変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。


株式会社カナモト代表取締役社長 金本寛中

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