中期経営計画「Progress 65 〜成⻑と効率化の両立に向けて〜」
当社は、2024年12月に2025-2029年度の5か年を対象とする中期経営計画を策定いたしました。収益基盤を確保しながら確実な成⻑を果たすと同時に、資本効率の改善に注力いたします。また、持続可能な社会の実現に向けた課題にも積極的に取組み、真のゼネラルレンタルカンパニーの実現に向けた着実な歩みを進めます。
■重点施策
❶成⻑戦略と資本効率の改善
- 建機レンタル事業における2つの取組み(効率性、生産性)強化
- 経営資源の効率性追求
- 建機レンタル及び周辺ビジネスでのM&A推進
- 海外展開の強化
❷DX戦略の強化
- BIM/CIM、ICTの活用
- 新商品、新商材の開発
- 業務の改善→事業改革→事業変革
- 整備業務の視える化、組織強化
❸サステナビリティへの取組み
- 人権方針
- 人的資本投資の拡充
- TCFD、環境対応の推進
- ESG
■位置付け
■数値目標
■資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
当社は、PBRの改善を経営上の重要課題に位置付け、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けて、下記の取組みを強化しております。
現状分析
- 現状ROE8%未満、PBR1倍割れの状況からの改善に向け、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応を図っております。
- 現在の資本コスト約7%(CAPM法=資本資産評価モデル)を上回る資本効率の実現を目指し、効率性を重視し、レンタル資産の稼働・単価双方の引き上げ等を図り、まずはROE8%以上への早期回復、中⻑期的には10%以上を目指すと共に、従来から継続している安定配当をベースに総還元性向50%以上にて株主の方々の期待に応えてまいります。
- 継続的なレンタル資産、人的資本への投資、国内外へのM&A等を通じて、グローバルTOP5を目指し、 持続的な成⻑を図ってまいります。
現状分析を踏まえた取組み
(1)収益性の向上
2030 年ビジョンで掲げている「ROE8%超」を早期に実現いたします。
(2)株主還元策の強化
当社は、将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、株主の皆さまへの利 益還元を充実させることを基本方針としております。財務の健全性を確保しつつ、2030年ビジョンで掲げている「総還元性向50%超」を目標に、機動的な自己株式取得を実施し、安定配当を堅持しつつ持続 的な利益成⻑を通じて増配を目標とする累進配当を目指します。
(3)積極的なIR 活動の継続
各種説明会等を通じて株主の皆さまに詳細をご説明し、当社の今後の成⻑戦略に対するご理解を深めて いただく機会を増やしてまいります。
収益性の向上に対する具体的な施策
(1)レンタル資産の稼働率の向上
(2)営業所の統廃合の実施
(3)レンタル単価の適正価格への調整
■キャッシュアロケーション(5か年累積)
実需に応じた機動的な投資戦略を推進
- 需要動向を踏まえたレンタル資産の設備投資に加え、中⻑期的な視点による成⻑投資へ資源投下
- 資本効率の向上を図るため、積極的かつ継続的な株主還元を実施
- 営業キャッシュ・フローと投資キャッシュ・フローのバランスを図り、財務の健全性を堅持
より詳細な内容につきましては下記をご参照ください